【6年社会】江戸時代の身分制度/百姓の生活がキツすぎる!

6年社会「武士による政治の安定」の単元です。江戸時代の身分制度についての学習をしました。江戸時代は百姓の割合が84%もあったそうです。幕府が国を支配する為におこなった百姓支配はどのようなものだったか?を調べました。

士農工商

江戸時代の身分制度、と言ったら「士農工商」ですよね。

武士、農民(百姓)、工業をする人(職人)、商人の4種類です。

それ以下の身分については、小学校では教えないので、この記事でも伏せておきます。

大名の3身分(親藩・譜代・外様)を確認した後、「一般人も身分で分けられていたんだよ」と説明し、武士、百姓、職人、商人の4ワードを教えました。

資料を配布し、どの絵がどの身分かを考えさせました。

この資料は、教科書の一部をトリミングしただけのものです。

行動や持ち物等を注視させるために、それぞれのラベリング部分だけ消して配布しました。

T「まず、武士はどれだろう?」

子どもたちは、兜や刀等を根拠に左上だと言い当てます。

T「では、職人はどれだろう?」

金づちや、台の上で作業している様子等から、左下だと分かります。

T「商人と百姓はどっちがどっちだろう?」

ここで初めて教科書を開かせました。

同じ資料が掲載されているので、誰でもすぐに確認することができます。

百姓の生活

教科書に載っている未分別割合のグラフを確認しました。

一目で百姓が一番多いと分かります。

T「幕府は国を支配するために、一番多い百姓の生活も支配しようしたよ。例えばどんなきまりがあるんだろう?」

ここからは資料集を使って、イラスト多めで理解することに徹するようにします。

・朝から晩まで畑作業に努める。

・夜も家でできる仕事をする。

・贅沢をするな。

・酒やたばこなどの娯楽NG!

などが書いてありました。

C「たばこは別に禁止されたところで痛くはないな」と言う児童がちらほら。

T「たばこは娯楽なので、今でいうところのテレビや漫画、ユーチューブなどが禁止されているようなものだよ」

と言うと、子どもたちも「それは困る!嫌だ!」と叫び出しました。

追加して、年貢制度についても確認します。

年貢は、今でいうところの税金です。

通貨が流通していないので、この時代には代わりに米を幕府に納めます。

結果、米を耕すための農具が開発・改良されていったことも、合わせて確認しました。

次回予告

江戸時代の百姓は、幕府によって厳しい生活を強いられていたことが分かりました。

C「ぐれる人とかいなかったのか?」と疑問に思う子どもも。

T「ぐれる人、いました。しかも、思いっきりぐれました。誰に対してぐれたと思う?」

すると子どもたちは「幕府じゃないか?」と口々に言いました。

T「その通り。どんな風にぐれたのか、その結果どうなったのか、を次回以降に調べていきましょう」

子どものつぶやき、疑問を使って、次回への予告としました。

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