6年生国語「日本文化を発信しよう」の単元です。教科書ではパンフレットを作成するという流れですが、今回はサイト作成に変更してみました。一人一台端末とGoogleサイトを使用して、一人一人がサイトを立ち上げるのです。この記事では、②時「資料・題材集め→下書き」について記録しています。
目標
本時の目標は一つです。
「決めた題材(テーマ)について詳しく調べ、構成を考えながらノートにメモすることができる」
これは、指導目標でいうところの「思考・判断・表現B⑴イ」の領域に入ります。指導案を作るなら「筋道の通った文章となるように、文章全体の構成や展開を考えることができる」とします。
ただ、この目標の評価は完成したサイトをもとにつければ大丈夫なはずです。
ここでやっておくことは、サイトを作るにあたっての構想が誤った方向に進んでいないかを確認するくらいです。
展開
前時で自分のまとめたいテーマは決めてあるので、本時ではどんどん調べを進めていきます。それをサイトの構成を考えながら、トピックを決めて調べ、ノートにメモできればOKです。
資料・題材集め
一人一台端末を使って、どんどん調べていきます。
インターネットはどこでも簡単に検索をかけられるのが便利です。
図書室が空いているかどうかを気にする必要がないのが助かります。
ただ、注意も必要です。
①大人向けの、内容が難しいサイトも多い。
②出典等、情報の真偽を判断する必要がある。
③自分の必要な情報を探す出すのが難しい。
特に低学年や学力低位の児童にとっては、PCを使っての調べ学習は高度です。
図書室にある子供向けの本の方が、ふさわしいと思います。
ただ、インターネットから必要な情報を探し出す能力は今度絶対に必要になるはずなので、その訓練としては悪くはありません。
授業の効率はやや下がるというだけです。
下書き
調べた情報は、ノートにメモしていきます。
その際、サイトにする時のトピック(段落)ごとにメモさせていきます。
授業前は、「ノートにメモ」という段階を飛ばして、どんどんサイトを作っていくという授業展開も考えていました。
しかし、いきなりサイトにすると、他サイトのコピペを乱用する子がいることがあるので、やめました。
インターネットの情報を精査しながら、自分の言葉でまとめてほしかったのです。
教師側としても、ノートを見ればその子が本当にその情報を理解しているのかを評価することもできます。
まとめ・次回予告
この時間はノートにまとめるまでにとどめておきました。
ノートへのメモが終わらなかった人は、宿題や隙間時間で取り組むように伝えました。
サイト作成は次時からです。
ノートへのメモが終わらなかった人も、サイトの作成には愛らセル予定です。
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