【総合】お仕事インタビュー!ゲストティーチャーを12名招いた授業のあれこれ

6年生の総合的な学習の時間では、キャリア教育の一環としてお仕事インタビューの授業がありました。ゲストティーチャーをお招きして、児童が話を聞きました。少人数でのグループになることができ、学びとしても充実していたと思います。今回は、その活動のための準備等について記録していきます。

スタッフと相談

コミュニティスクールなので、専属のスタッフがいます。

総合的な学習の時間や生活科の時間に、地域のことを詳しく教えてくれたり、校外学習のお手伝いをしてくれる人たちです。

以前の6年生が行ったお仕事インタビューでもご協力していただいていたとの情報をくれました。

そこで、ひとまずは過去のお仕事インタビューの様子や準備等について話を聞きました。

前年度の資料を確認

スタッフの方かた資料をもらったり、校内パソコンに保存されている過去の実施計画等を探したりしました。

自分では初めてやるような仕事でも、校内パソコンのデータを見返すとなんとなく分かるものが多いのです。

今回も、コロナ前の年の6年生のフォルダから資料を探し出すことができました。

保護者への依頼

スタッフの方からのお話や、過去の資料から、保護者にも協力を仰いでいたということが判明しました。

当時の6年生の担任の先生にも話を聞きながら、保護者へのゲストティーチャー募集のお知らせを作成しました。

学年だよりの特別号として発行しました。

結果、2クラスで5名もの保護者が協力してくださることになりました。

児童へのアンケート

スタッフの方と再度話し合い、スタッフやPTAからもゲストティーチャーを引き受けてくださることになりました。

結果、合計で12名ものゲストティーチャーを呼ぶことができる状態になりました。

それぞれのゲストティーチャーの職業やお話してもらうテーマを整理し、子どもたちにどの仕事の話が聞きたいか?をアンケート調査しました。

「複数回答可」「必ずその話を聞けるわけではない」という但し書きを添えて、Googleフォームを使って集計しました。

人気のある職業を即座に導き出すことができました。

グループ分け

計画では、3教室それぞれに4人のゲストティーチャーを配置し、子どもは各部屋内で移動しながら4人から話を聞く、という流れにしていました。

したがってグループ分けとしては、ゲストティーチャーを4人ずつの3グループに分ければいいわけです。

人気のある職業・テーマ順にグループを振り分けました。

2クラスの児童をそれぞれのクラスで、各教室2班ずつ入れるように子どもたちに希望を取りました。

子どもたちの動きとしては、この段階で改めてどの職業・テーマの話を聞くかを決めるわけです。

私のクラスでは、特に大きな片寄りなく、ジャンケンなどもせずに、全員が希望通りのグループを選ぶことができました。

ゲストティーチャーとのやり取り

子どもの班決めと並行して、ゲストティーチャーとの連絡のやり取りもしていました。

校務分掌的にも「スタッフとの連携係」的なポジションを与えられているので、連絡は取りやすかったです。

基本的にはメールでやり取りしました。

資料の印刷や、必要な機材や道具の準備等の要望を聞いて、準備を進めました。

前々日&前日準備

スタッフの一人が6年生の保護者で非常に協力的だったので、その方と一緒に前々日と前日の準備をしました。

各ブースに置いておく名立てを作ってもらったり、机や椅子の準備をしたりしました。

12人分のブースを用意するのは楽ではありませんでしたが、学年の先生も一緒に手伝ってくれたので、思ったより早く済みました。

プロジェクターやディスプレイを使いたいという人が複数おり、そのセッティングに少し悩みましたが、結果的には問題なく準備しておくことができました。

学校公開日の2時間分の授業として計画していました。

受付をかなりシビアに行っているので、ゲストティーチャー用の名簿を作成しておきました。

当日の動き

ゲストティーチャーには授業開始10分前に集合していただきました。

そこで私と初顔合わせの方も何人かいらっしゃいました。

私から授業内での動きや指示の確認を行い、校長先生にも挨拶をしてもらいました。

公開日の1、2時間目だったので、朝の時間が短く、少しバタバタしました。

実際、集合は5分程遅れてしました。

しかし、各教室に移動してからは比較的スムーズにいきました。

(1教室だけパソコン操作がうまくいかず、がめんがディスプレイに映し出されない、というハプニングがあったようです。できれば保護者の集合をもう少し早め、私が直接機材のセッティングをすればよかったかもしれません。)

どのゲストティーチャーの方のお話も大変魅力的で、子どもたちも熱心に話を聞いていました。

無事、2時間のお仕事インタビューを終えることができました。

事後学習

他の教室にいたゲストティーチャーの話を聞くことができなかったので、その共有だけはしておきたいと思いました。

そこで、各班で聞いた話をもとにスライドを作成することにしました。

なかなか総合の時間も厳しいので、1時間分で簡単に作成させました。

次回の総合で、他の班に向けて発表し合う予定です。

総評

コロナ禍ということもあり、3年間できてない活動でした。

しかも私は6年生担任が初なので、動きとしても分からないことだらけでした。

見通しの立たない日が続きましたが、スタッフさんのおかげでなんとか乗り切ることができました。

正直、体験型学習の準備は教室での授業よりも準備が大変です。

身体を動かして作業を進めなければなりません。

いろいろな人と連絡を取り合わなければなりません。

準備のスパンも長いし、当日もうまくいくか不安だし、決して楽ではありませんでした。

それでも、楽しそうに熱心に活動する子どもの様子を見ると、「やってよかった」「やるべきだった」と思います。

今後、このような体を動かして準備する系のイベントでは、早め早めの準備を心掛けていきたいです。

年度の初めに、なんとなくの見通しをもてたら余裕ができて尚よいと思いました。

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