社会の授業でGoogleスライドをしようしました。カラーの資料をバシバシ使いながら、調べたりまとめたりすることができます。今回は、それについて導入編の解説をしていきます。
社会は「資料」
私が教育実習生のとき、指導教員が教えてくれたことです。
「それぞれの教科にはキーワードがある。理科は『体験』、国語は『想像』、社会は『資料』だよ」
社会のキーワードは「資料」なのです。教科書も含めて、どれだけ教材として優秀な「資料」を用意できるかが授業成功の鍵となります。しかし、追加資料の印刷って結構面倒なのです。
探し出して、プリントアウトまたはコピーして、場合によっては切り取って…。挙句の果てには「モノクロだとわかりにくい」という難点もあります。
そこで登場するのが、一人一台端末です。
カラーの見やすい資料を、ほんの少しの手間で、全児童にインターネットを介して配布することができます。とても便利です!
Googleスライド
今回はGoogleスライドを使用しました。
6年生の歴史単元、「室町時代の文化」です。
教科書や資料集には、カラーの資料や写真がたくさん載っていました。
作業をしながら取り組んでもらうため、できればノートにまとめ直してもらいたかったのです。
しかし、ノートに文字だけでまとめても、見返したときよく分かりません。
絵を描くのは時間がかかって非効率です。
資料を印刷してもモノクロになってしまいます。
それを全て解決してくれるのがGoogleスライドでのまとめです。
Google画像検索で得た資料を貼り付け、その横に資料名や簡単な解説を記入できるようにしておきます。
画像はこちらが事前に選んで貼っておけば、児童が一から探す手間が省けます。
早く終わった児童には、スライドを追加して自分で探し出した資料を使ってまとめさせることもできます。
PCはノートよりもレイアウトが限定されるので、学習内容に集中することもできます。
まとめ
社会とGoogleスライドの相性はかなり良いと感じています。
しかし、共有の部分や、授業の結末の部分、学習課題や発問との関係は微妙です。
もっと知的で対話的な授業になるよう、授業展開の工夫をしていきたいと思っています。
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