【研究】研究発表に向けて!動画制作とその高き壁について

研究発表会に向けた準備をしてきました。私は研究授業の授業者として、実践報告のパートを担当しました。スライドを作成し、それに声を当てて撮影したものを、研究発表の日に上映する計画です。様々な壁を乗り越えて、なんとかゴールが見えてきたところです。今回は、研究発表の準備あれこれについて記録していきます。

発表の経緯

概要

教員には研修の義務があります。

その一つとして、自治体の研究会があります。

私の自治体では、教員一人ひとりが教科を一つ選んでその部会に入ります。

私は国語部です。

毎年、自治体の中から3部会程がその年の研究発表をします。

今年は国語部の発表の年でした。

研究授業を引き受けたので、発表の一部を担当することになったのです。                                  

内容

今回は、コロナ禍ということで、全教員が一つのホールに集まるということはしません。

一つの小学校に集まって、その各教室から発表映像を見るという形です。

(一つの小学校に集まるなら、ホールでの発表でも良かったのでは…との声が上がりまくっているのはここだけの話です)

当日は発表映像を流すことになるので、それまでに発表映像を撮影する必要があります。

そこで今回こちらの国語部では、Zoomセミナーのような形にしよう!ということになりました。

Zoomで国語部の発表担当者が繋がった状態で、それぞれが自分のPC画面などを共有しながら発表していく様子を撮る、ということです。

そのために必要なのは、発表用スライドです。

私は、授業実践報告パートとして、自分の授業や工夫点、改善点等をスライドにまとめていく必要がありました。

スライド作成

1月の2週目に、スライド作成の依頼をされました。

(本当は冬休み前にメールが来ていたけど、気が付いていなかった…汗)

ただ、卒業アルバムの編集作業や、学年の行事等もあり、なかなか手に付かない日が続きました。

同じ部会の人に正直に「一人で一から作るのは難しいです」と伝え、アウトラインや方向性を教えてもらいました。

たとえ一人でできそうだったとしても、アウトラインや方向性については相談しておくべきだったと思います。

その点では、今回は早いうちから協力体制をつくってもらうことができてよかったです。

しかし、どうしても学校では集中できず、PCも家の物の方がが圧倒的に使いやすいので、家での休日作業を何日かすることになりました。

「残業」と言う人もいるかもしれませんが、私の中では「自己研鑽」のつもりでした。

「実践を発表するための資料準備」なんて、自分にとってプラスにしかなりません。

アウトラインの相談に1~2週間、実際のスライド作成作業に休日を2日。そこから修正や台詞決めに1週間、といったところでした。

なんとか、締め切りとされていた撮影練習日には、台本まで用意して臨むことができました。

撮影会

大失敗の撮影会

撮影会当日。

ここは誰がどう見ても、「失敗」という形に終わりました。

原因はいくつかあります。

まず、学校のWi-Fiが弱かったこと。

これにより、スライド内で見せたい画像や写真を写しだすことができませんでした。

(発表用スライドはGoogleスライドで作っているので、表示するのにもインターネットに接続されている必要があるのです)

また、撮影練習と本番撮影の環境が違ったこと。

私は練習撮影が終わった時点で知ったのですが、「練習では1つの学校に集まってZoomをしたが、本番では各々の学校や家からZoomに繋ぐ」という計画だったらしいのです。

そのため、練習では画面に画像と写真が映っていたのに、本番では映らない、という不具合が起きたのです。

練習も本番と同じ環境になっていれば、対策が取れたかもしれませんね。

講師の先生もお呼びしてのZoom撮影だったので、画像や写真が出なくても最後までやりきる、ということになりました。

結果、「こちらの写真は○○の様子です」の台詞時に、画面が真っ白、という意味不明な動画が完成してしまったのです。

リベンジ ➡ 動画編集

正直悔いの残る結果になってしまったので、撮影終了後、すぐに部長に連絡をしました。

そこで、写真や画像が映らなかった部分を、スクリーンキャプチャでそれぞれ撮影し、不具合のあった個所と差し替える、という作戦を提案しました。

部長も同じことを思っていたらしく、すぐに各学校での撮り直し作業が行われました。

さて、動画変種作業が追加されました。

その作業をやるのは、もちろん……私です。言い出しっぺですからね。

自分の家のPCを使えば間違いなくできるという自信もあったので、自分から引き受けました。

その日の夜のうちに送ってもらった動画をそれぞれつなぎ合わせて、動画を完成させました。

翌日、関係の先生にメールで連絡し、修正点を教えてもらい、その日の夜に修正しました。

動画の編集は、平日の夜2日分を使ったということになります。

PCでの動画変数作業は嫌いではないので、ラッキーでした。

みんなにも褒めてもらえてて嬉しかったです。笑

まとめ

こうして、無事に(?)に計画していた動画が完成しました。

我ながら、貢献度はかなり高い方だと思います。

「練習は本番のつもりで」の良い実体験例が出来上がってしまいましたね。笑

発表当日に、ちゃんと国語部の成果として放映されのが楽しみです!

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