私の学校では明日から2日間、授業公開日です。どんな授業を見せよう? 子どもたちが活躍できる授業は? でもその前に考えなければならないのは「環境整備」です。本日私が行ってきた授業公開日前の「環境整備」について記していきます。
名簿の用意
学級児童が書かれた名簿を用意します。
来校した保護者を確認する為です。
教室前に置いておき、保護者に自分の子どもの横に○を付けてもらいます。
様式は、担当の先生が作ってくれていました。
私の仕事としては、「名前の誤りがないか確認」「画用紙に貼って体裁を整える」「教室前に机を用意し、そこに置いておく」「削った鉛筆を添えておく」といったところです。
全て合わせて20分あれば終わります。迷いなくやれば10分でもいけるかも。
掲示物のチェック
子どもたちの作品が掲示されている場合は、誤字や誤りがないかを再確認します。
「再」というのは、「授業でも確認しているはずだ」という前提があるからです。
そもそも、学習における児童の誤りは、授業中に指導しておくべきです。
…とは言っても、45分の授業。
35人を超える児童の作品すべてを、瞬時にノーミスでチェックするのは至難の業。
そそっかしい性格の私も例外ではありません。
教室後方の作品たち、廊下の掲示物、自由研究、等々。ざっと目を通します。
掲示物の量よりますが、私の学年はそこまで掲示物が多くなかったので、10分程で終わりました。
ポスター掲示
コロナウイルス感染拡大防止の為、専用のポスターを担当の先生が作成しています。
「譲り合ってご覧ください」
「飛沫防止の為、私語はご遠慮ください」
「窓やテラスからもご覧いただけます」
担当の先生が用意してくださっているし、今回は1学期に使ったものを再度貼り直すだけなので、大した仕事ではありません。
5分もかからない仕事です。
扉を外す
感染症対策の為、昨年度の公開日から、扉を外して廊下から教室を見やすくしています。
保護者からはかなり好評だったようで、今年も続いています。
ただ、この作業はなかなかに重労働。
重いし、固いし、でかい!
人数をかけて一気に終わらせにかかります。
同じフロアや先に終わらせていた先生方に協力してもらったので、10分で終わりました。
時間割り掲示
自分のクラスの時間割を掲示します。
教科だけでなく、「単元名」や「場所」についても書きます。
時間割りや授業内容の確認も兼ねて行います。
一応、週案を見ながら職員室で書いてから教室前に貼りに行ったので、15分程かかりました。
ちなみに、こちらも担当の先生が用意してくださっている用紙を使います。
私の学校では全学級が必ず書くことになっています。
まとめ
いかがだってでしょうか。もちろん、一番大事なのは授業です。子どもを活躍させられる授業を目指して準備していきます。ところが、それだけではダメなようです。先輩からは「学校は自分の家で、保護者はお客様のつもりで準備するといいよ」と教わりました。清潔感を意識し、安心感を与えられる環境整備を心掛けるべきです。
正直そこまで楽しい作業でもないし、どちらかというと面倒ですが、整った学習環境は子どもにも良い影響を及ぼしますし、自分も気分がいいものです。
学期に一度の授業公開日くらいは頑張ってもいいかな、と思いました。
コメント