ナス田は、毎日の宿題として作文を課題に出しています。毎日「日記」だと、内容も似たようなものに偏ってしまい、読んでいても面白くありません。ナス田が出すのはテーマ作文です。どのようなテーマで出しているか、ご紹介します。
VS作文
最も多く出題しているのが「VS作文」です。
対立する二つの意見の中から、自分の派閥を選んで作文を書きます。
例えば…
「遊びに行くなら? 山と川どっち派?」
「好きなのは? きのこの山 VS たけのこの里」
子どもたちからも好評のテーマで、宿題に出した翌朝には話題に上がっていることもあります。
その日のうちに集計をして、帰りの会で結果を発表します。
すると、勝った方からは歓声が上がります。
なりきり作文
お次は「なりきり作文」です。
これは「何かになりきって作文を書いてみる」というものです。
例えば「鉛筆」だと↓のような感じ。
「私は鉛筆。持ち主のナス田に毎日使われている。ナス田は毎日削ってくれるので、その時は気分がいい。最近の悩みは身長が低くなってきたこと…。このままだと、数週間後には消えてしまうが、大丈夫だろうか…?」
「鉛筆」や「消しゴム」等の道具類から、「カラス」などの動物、「校長先生」等他の人物をお題にすることもあります。
この作文は、面白いものをナス田が選んで音読して共有します。
教室が笑いに包まれて楽しいですよ。
褒め作文
最後は「褒め作文」
お題としては「隣の人を全力で褒めよう」といった感じです。
子どもたちは真剣に書いてきます。
良い作文は、本人の了承を得た上で読み上げることもあります。
子どもたちは「隣の人が何て書いたか見せてほしい」と来ます。
タイミングとしては席替えをする少し前です。
席替えをした直後だと、まだよく知らない可能性があるからです。
回数を重ねるたびに、学級の雰囲気も良くなっていく印象があります。
まとめ
今回は作文テーマとして「VS作文」「なりきり作文」「褒め作文」をご紹介しました。
今後、それぞれの具体的なお題や、他のテーマ等も発信していく予定です。
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